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2009年06月18日

悲劇の旅行2日目

2日目の旅程は
朝の8時に旅館を出て、宮島の厳島神社へと向いました

ほぼ予定通りに到着し
予定していた時間のフェリーに乗船できました
9時55分発、10時5分着

船上では、厳島神社の鳥居が綺麗に青空に生え
良い旅だな、と思いながら写真を撮っておりました

DSC06972.JPG

と、順調な旅の写真を撮れていたのはココまで
旅のアルバム制作に必要な写真も中途半端になってしまいました

事件はフェリーが到着し、下船している最中に発生

私はフェリーを降りたところで全員の点呼をしておりました
すると・・・
目の前で、一人の姿がふっと視線から消えました


???と思って下を見ると
81歳の高齢の女性が転倒!
私のツアーのお客さんです。
立てるのかな?と思って様子を見ていると・・・
足に力を入れると激痛が!
ヤバイです!!


フェリー会社の方が急いで車椅子を用意して頂きましたが
車椅子に移動するだけでもかなりの痛みがあるようです
とりあえず打撲した痛みが引くまでと5分くらい様子を見てみることに
(落ち着くと立っても大丈夫な場合が多々あります)
しかし・・・あまり変化なし


私の施術者としての見立てでは・・・
筋繊維の部分断裂の可能性が高いなと
(要はアキレス腱を急激に伸ばしたようなものですね)
コロンとこけた様子から頭は全く打っていないし
痛みの部分が、右足の大腿の側面から裏面にかけての大腿二頭筋辺りでしたので
アイシングをすれば大丈夫だろうと思っておりました



しかし、ご本人が気力が萎えておられましたので
このままツアーに同行する気力がなさそうだったので
それならと、念のために病院でレントゲンを撮るのが無難だろうと判断し
ツアーの他の参加者の方にはこの後の行程をちゃんと説明をし
私は転倒された女性に付き添って、病院へ行く事にしました
(ここで私とツアーの団体さんとはお別れ、となりました)


フェリー会社の方が気を利かせて頂き、救急車の手配をしてもらいました
因みに・・・宮島には病院は無く
宮島近辺にも緊急に対応できる病院は無いので
結局、広島市内の病院まで搬送されることとなりました
故に、救急車を呼んでおいてもらって正解でした


もう一つ因みに言いますと・・・
私は宮島&厳島神社は初上陸でした!
前職でのお得意さんでしたが、私の担当では無かったので
いつかは行ってみたいと思っており、やっと夢が・・・と思っていたら
フェリー乗り場のみ上陸の30分滞在の宮島観光?
悲劇です!


私の人生初の救急車に乗り込み
(ここはちょっとだけテンションは上がりましたが・・・)
広島市内の整形外科専門の病院へ
そこでレントゲンと撮った結果は・・・
大腿骨頸部骨折!
一番折れて厄介なところです
(お年寄りの骨折で一番多いところでもあります)
故に・・・即入院です


骨折でない事を祈っていましたが・・・現実は厳しかったです
ご本人は京都のかかりつけの病院にて手術を希望されていましたが
他の場所の骨折なら車椅子で移動して京都に戻って手術も可能ですが
折れた場所を考えると、寝ている状態を保ったままの移動となります
故に、京都にどうして戻ると言う場合は、身体をベットに固定した状態になるります
(寝台車や介護タクシーのようなものの手配になるので、かなりの手間とお値段になりますね)


引率者ではありますが、身内では無い私は
このまま病院に居ても役に立たないので
事態に進展があれば、病院から連絡を頂くという事をお願いしておき
お昼の1時半ごろ、病院を後にし
私はツアーに合流する為に、熊野筆の里へと移動


広島駅に移動する為に、乗る予定も無かった広島の市電に初めて乗車
DSC06973.JPG


原爆ドームなどのプチ市内観光をしながら広島駅へ
そこから路線バスにて目的地の近くまで移動できると言う事を案内所で伺い
バスの発車までに急いで、安い牡蠣フライ定食を駅前ビルにて食べ
(本当なら・・・2,000円の牡蠣ご膳定食が食べられたのに・・・)
路線バスに揺られて小1時間移動
バスからタクシーに乗り換え、化粧筆の工房に到着したのが3時半


ようやくツアーの本体に合流出来たと思ったら・・・
広島の病院から電話が
「あの~、患者さんのバスのお荷物を届けてもらえませんか?」


嫌とは言えませんから・・・
ツアーはこの工房を1箇所見学した後は、京都に戻るだけでしたから
ツアーバスの方はもう大丈夫だろうと、最後の引継ぎ作業をしてお任せをしておき
私はバスに残っていた骨折された方の荷物を持って再び広島市内へ
病院に戻ったのは5時半過ぎでした
院内にて諸々の用事をしてあげたりなどしていたら・・・あっと言う間に7時


この時点で既にバスは京都に向けて出発していましたから、私はすんなりと諦め
折角の広島と言う事で
カイロプラクティックの学校時代に御世話になった方に連絡をして合流をし
夜ご飯を奢っていただきながら、久しぶりの再会で色々と話をした後
結局は9時過ぎの新幹線にて広島を発ち
自宅に戻ったのは11時半でした


まさか・・・
ツアーで一人、人数が欠けて戻って来るとは・・・
旅って・・・怖いです


何事も無い完璧な旅って無いもんだな
と、変な感心をしてしまいます
今後の旅に活かせるように・・・


それよりも、早い回復をお祈りするばかりです
金曜日の手術が上手くいきますように

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